注文住宅の概算見積もり書の見方、3つのポイント|注文住宅の流れ⑥見積もり

いい家ラボの野上です。普段は、東京台東区で自然素材の素足の気持ちい注文住宅を提供する野上工務店の、4代目大工の妻として皆様の理想の家づくりのサポートをしております。

今回は、概算見積もり書のお話です。

あなたが注文住宅を建てることになったら、正式な依頼をする前に、工務店やハウスメーカー、建築事務所等、良いなと思った複数の見積もり依頼をすると思います。

見積書は選ぶ施工業者によっても、書式や含まれる項目、表記方法が変わり、すべての会社が同じ仕様で見積もりを立てるということは、不可能といっても過言ではありません。

質の高いものを(正規品)使っている会社と、質が落ちる安価な壁材や床材を使っている会社とでは価格が違ってくるのは当然の話です。

基本的に建築費は「1.木造 < 2.鉄骨 < 3.鉄筋コンクリート 」で高くなります。

同じ間取図の家でも、木造より鉄骨や鉄筋の家の方が建築費が高くなるということです。

では、注文住宅の見積書のどの部分に注意してみたらいいでしょうか。

見積書をみる時の3つのポイント

見積書でチェックすべきポイントは以下の3点です。

  1. 仕様明細項目
  2. 本体工事費とその他の工事費用
  3. 値引き項目

それぞれどんなところに注意してみたらいいのでしょうか。

チェックポイント1.仕様明細項目のチェック

1つ目は、仕様明細項目のチェックです。

「仕様項目の詳細がきちんと記載されているか」を細かくチェックしましょう。

とくに契約前の正式な見積書では、より細かな詳細が書かれているかをチェックしてください。

こんな項目名の見積書はダメ

例えば、各工事項目の全ての詳細が「〇〇工事一式 〇〇万円」と書かれているような見積書は、ダメな見積もりの代表です。

このような見積書を提示する会社は選ばないのが賢明です。

チェックポイント2.本体工事費とその他の工事費用

見積書でチェックする項目2つ目は、本体工事費とその他工事費用です。

見積書は業者によって形式が異なりますが、ほとんどのハウスメーカーの見積書は、

  1. 本体工事費
  2. 外溝工事費
  3. 標準仕様外オプション費用

の3項目で構成されています。

この3つの項目の中に

  • どこまで見積書に記載されているのか
  • 本体工事費にどこまで含まれているか

を細かくチェックしましょう。

なぜかというと、生活上必要な設備費用が、③のオプション費用か、①の本体工事費に含まれているかは、いい業者かの判断基準にもなるからです。

よほどの眺めの良いプライバシーの守られる窓でない限り、カーテン、もしくはブラインドなど取り付けるのは当たり前の時代です。

  • エアコン設備
  • カーテンレール

これらが予め本体工事費に見積もり時に含まれているかで丁寧さ、真面目さ、親切さ、を知ることができます。

見積書は、どの項目に何が、どこまで細かく記載されているかを細かくチェックしてください。

ポイント3.値引きの危険性も把握しておく

家づくりはの建築費用は、建築にかかるデザイン費や材料費以外の費用も含まれています。

安心、安全、健全な建築費用には、

安全性・耐久性など高品質な材料の原価
各種職人の正当な作業費
現場までの車のガソリン代・工具や清掃用品など消耗費
駐車場代
きちんとした適正な会社運営費

が含まれている、ということをまずはしっかり認識しておきましょう。

もし、見積もりの値引き交渉ができた場合、その額は

  • もともと値引きを想定して高い見積りを提示している
  • 他の契約者からその値引き分を回収している
  • 安い価格の材料に変更している
  • 現場の作業を行う職人の手間代が削減している

この4つのいずれかになります。

手間代が削減された場合、職人は丁寧に手間をかけて作業を行うと採算が合わず手抜き工事を招く原因になります。

値引き交渉する場合は、あらかじめこの4つのいづれかで値引きされるこを加味した上で、適正な値引きか、これから建てる家に影響がないかきちんと確認してくださいね。

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